疲弊しやすい頑張り屋さんのための『リセット方法』

笑顔を増やす暮らしの最適化

スタッフ 川鍋です。

先日、二人目のお子さんの育休が終わって職場復帰直前のお客さまの片付けサポートに行ってきました。
とても頑張り屋さんで真面目なママさん。仕事やお子さんの教育面、頑張りすぎて疲弊しないといいなと祈りつつ、できるだけ効率よく暮らせるよう環境を整えるお手伝いをしてきたのですが…

 

頑張り屋さんを見ると、応援したいと同時に「頑張りすぎないで!」とも思ってしまう私。

自分で言うのも何ですが(笑)、私もけっこう頑張り屋。その割に要領はあまり良くないので空回りして勝手に疲れきっちゃう傾向が。
若い頃はそうでもなかったはずですが、子どもが生まれて、家庭、社会生活と役割が増えてそう感じるように。

でも、モノ・コトを整理することを学び、さらにそれを仕事にするようになってからは、自分なりに気を付けていることがあります。
そのおかげで疲れすぎる前に一旦リセットできるようになり、以前よりはご機嫌に過ごせるようになりました。

ここでは、頑張り屋さんが「疲れた~」となりがちな原因とその解決法をご紹介します。

原因は『もっと、もっと!』のドロ沼

私の場合、疲れたと感じることが多いのは『とにかくもっと良くしたい!』の沼にハマっている時。

もっと効率よく!もっと気が利く動き方を!と、常に無意識に考えているので疲れます(笑)
自分とは違うもっと良い方法があるかも、これはイマイチだったかも、と頭の中は常にグルグル。

仕事の段取りにとどまらず、家でも
夕飯のおかずの種類が少ない!⇒ 買い物の段階で計画が不十分だった!⇒ 効率的な献立の作り方を学びたい!とか(笑)

『より良く』していくことは必要かもしれませんが、行き過ぎると永遠に自分に合格を出せないドロ沼に。
常に不合格な自分なんて、疲れるに決まってます(笑)

ドロ沼にハマらない解決法

こんな風に頭の中がグルグル暴走する時は、次の3つを意識するようにしています。

①グルグルを書き出す

頭の中のグルグルは、浮かんでは消えて、また現れて。そして繋がり… と暴走します(笑)。

そこで、グルグルすることを一度文字にして紙に書き出し、暴走をストップ。この時に、自分が感じている「感情」セットにして書き出すことも有効。
書き出すと、いま、自分が抱えているコトを把握できるのですが、頭の中にある時よりも、なぜか『たいしたことないぞ』と感じられるから不思議です。

文字にして書き出すだけでも十分、スッキリ感が得られます♪

②今の自分の精一杯を認める

『上を見たらきりがない』ってやつですね(笑)

SNS社会の現代は、すぐそばに優秀な「上」がウヨウヨしているので、うっかりすると自分はどんどん「もっと頑張らねばの人」になってしまいます。だから他を見る前に、目の前の、今自分ができる精一杯をやって「よし!」とすることを意識しています。

『忙しかったけど、おかずは作った!よし!』です。
できたことを認めてあげるようにしています。

③無になる時間を作る

ちょっとしたスキマ時間をもったいないと感じる傾向がある私。

1時間ある!〇〇できるぞ!とドンドン用事を詰め込みます。
詰め込みながら、頭の中はグルグルしているので、少しも休まらない場合が…

脳ミソのキャパオーバーで、いいアイデアが出ません。それどころか不要な疲労が蓄積して「やらされている感」が増してしまうこともあるので、スキマ時間に用事を詰め込まず、思考ストップ時間をつくるようにしています。

よく瞑想がいいよと聞きますが、数10秒がせいぜいで私には至難の業。好きなドラマや映画を観たり、雑誌や本を読むことにしています。

自分の取り扱い方を知って疲れ予防

最終的に、自分の頭をグルグルさせる原因を追求して分析することが必要かもしれませんが、さらにグルグルするので(笑)、第一段階は「とりあえず暴走をとめる」くらいが効果的。

「もっと良くしたい」が行き過ぎると「今のままじゃダメ」になってしまい、せっかくの頑張りが裏目にでることに。自分を認めつつ「もう少し良くなったらいいよね」くらいの方がうまくいくこともあるようです。

 

やるからには頑張りたい気持ちがあるとはいえ、頑張りすぎて笑顔が消えてしまうのは違うよね、と思うこの頃。仕事も家庭も、たくさんの役割を持つ女性だからこそ、自分の取り扱いを知ってご機嫌に過ごすことができるといいですね!

 

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