川鍋です。
この記事では【ワークスペース完成プラン】をご利用いただいた、フリーカメラマンのシカマキさんの事例をご紹介します。
カメラマン歴18年。撮影人数2000人以上のシカマキさん。
フリーランスになって3年。プロフィール写真、ファミリー写真、ワンちゃんの写真撮影など大活躍です。それに伴って撮影に使う機材や小物などが年々増えることに加えて、しまう場所が決まっておらず、探しモノが多くてお困りでした。
「仕事が順調で益々忙しくなりそうな今こそ、一度ワークスペースを整えておきたい」ということで、サービスのご依頼をいただきました。
《 シカマキさんのご要望 》
- モノの住所を決めて探しモノ時間をなくしたい
- ホコリが苦手なのでササっと掃除しやすいワークスペースにしたい
- 捨てるのが苦手なので、モノを手放すために背中を押してもらいたいが、こだわりのモノは残したい
シカマキさんのお仕事は外での撮影の他、ご自宅で写真データを整理したり、アルバムを作成して商品の配送まで請け負うなど多岐に渡るので、道具が多くて管理も大変。整理収納で仕事環境を整えることで、仕事の効率化と、サッと片付き、モチベーションがあがる雰囲気づくりを目指しました。
現状確認とゴール設定から
何に困っているのか、どうしたら快適と感じられるのか、しっかり現状を確認しながらお悩みの原因を探っていきます。必要な作業や具体的な完成形を共有するところからスタート。
可愛い撮影小物も飾られたワークスペース。
一見、素敵ですが、デスクの足元にはしまい場所を決め切れないモノたちが「とりあえず」置かれた状態。必要なモノをすぐに取り出せるように片付けたいと思いつつ、仕事も忙しい上、元々片付けが苦手だったため後回しにしてきた状態。
オシャレなパッケージの箱や包装は「デザインのアイデアになるから取っておきたい」が増えすぎて管理ができないとお困りでした。

ワークスペース全貌【before】

商品の発送に使えるグッズや収納ケース【before】
「いつか使えるかも」とつい増えていくそう。

デスクの下【before】
ざっくり置いてしまい、必要なモノを取り出しにくい状態。

デスクの右の棚の中【before】
大まかに分類されていましたが、用途が混ざっていたり、取り出しにくい状態。
全て出し、分類していく
毎度おなじみ、圧巻の「全部出す」作業。
今回はスタッフ3名で作業しました。3名いると
カテゴリー分け作業
シカマキさんと会話しながらモノを選別
仮収納作業
と分業できるため、かなりスピーディーに進みます。
愛犬のヒメちゃん。穏やかに作業を見守ってくれました。かわいい!
シカマキさんには、これからどんな風に活動していきたいかイメージして、それに必要なモノを選び取っていただきます。
元々捨てるのが苦手なタイプとのことでしたが「過去にとらわれないぞ!本当に必要なものだけにして、快適にする!さようなら!」と潔く分類。
すごい!
でも、何でも捨てるわけではありません。持っているだけで気分が良くなる大切なモノ・好きなモノは、積極的にしまうスペースを確保。
シカマキさんは紙文具がお好きで、私たちも「素敵~!」とついつい手に取っては眺めてしまうモノも沢山ありました。これらは「うふふ」グループと名付け、お客様へのメッセージカードとして活躍しやすいよう収納することに。
そして、注目したのがこの椅子。
どちらも座りやすく立派。
入居時に前の家から持ち込み、2脚とも使う予定だったけれど、結局1脚は荷物置きになってしまったそう。
この椅子が動線を妨げてモノの出し入れを面倒にしていたので、ここには置かないことにしました。日常あるのが当然と思っているモノも、客観的に見ると問題解決の鍵となることがありますね。
業務の流れに沿ったモノの分類&配置
仕事内容に合わせてモノを分類し、使用頻度に合わせて配置を決めていきます。撮影用グッズ、写真データ整理、経理関係、アルバムサンプル、発送作業など。
同じタイミングで使うモノがまとまっていると、作業効率があがります。さらに、保管している備品ストックがどのくらいあるか常に見えることで、買い過ぎを防ぐこともできます。
例えば、この棚を開けば商品サンプルと持ち運び用の袋が同時に取り出せるので、イベントの準備が短時間でラクにできます。
このように、業務の流れを考えながら整理して、これに合わせてモノを収納するので、空間だけでなく頭の中の整理も進み、その後の業務効率化に繋がります。

ワークスペース全貌【After】

デスクの下【After】
カテゴリー分けができたのでスッキリ保管。掃除もしやすい!
引き出しにはラベルを貼り、一目で分かるように。

「うふふ」コーナー

デスク上【After】
すぐに使うモノはデスクに。
作業しながら手に取れるから快適!
シカマキさんから、ご感想をいただきました
サービス利用前、どんなことに疑問や不安を感じていましたか?
- 時間内にお片付けの作業が終わるのかどうか
- こんな汚いお部屋をみられていいのか?
- 収納グッズは買う必要があるのか?
- 変なものが出てきたらどうしよう…とか
これまでご自身がしてきた片付けと違う点や、新たに気づいた点は?
- 「収納グッズ」を買って「入れる(しまう)」という流れでお片付けを考えていた。
- ものを全部引っ張り出したことは無かった。
- 「ものを仕舞う」片付けから、「自分がどんな時に何が必要なのか」「そもそも必要なのか」を考える方法は新しかった。
- 片付けた=ものを目の前から消して、見えなくしただけ、ということに気がついた。
サービス利用後、何か変化はありましたか?
- 自分が「言語でインプットするタイプ」なのがわかったおかげで、「ラベルシール」に収納したものを書く方法が、ものを探す時にすごく快適なことに気がついた。
- すごくスッキリとした状況・気持ち・意識を一度体験したので、その気持ちをキープしたくて、そのあとのお片付けも頑張っている。
- 机の下に溜まる埃やゴミが本当にストレスで嫌だったけど、今は溜まらずびっくりしている。
- お片付けに対して「私もスッキリすることが出来るんだ!片付けられるんだ!」という実感からの自信が持てるのが嬉しい。
- 片付けることが快感になった。
- その自信が、仕事にも良い作用をもたらしてくれている。作業スペースがすっっきりさせることができた。
- 片付くことが嬉しくてたまらないというレベルまで!
有料サービスを利用して働く環境を整えることについてどう思いますか?
- 絶対にアリだと思う。
- もともと「お片付け」ってその人の「しつけ」というか、片付けができない人はダメな人、片付けは自分で行うもの。という刷り込みがあるから、なかなか有料プランを利用しようという気持ちは起きないけど、(ゴミ屋敷に対して変なテレビ番組をするからダメなんだと思う!)家事代行を利用する人が増えてきたことだし、「お片付け」じゃなくて「リニューアル」などの名称を変えたら、「がんばれない自分を責める必要がない」お片付け作業になりそう!
最後に、その他ご感想あればお願いします
本当にありがとうございます。
私、おそらくですが、視覚的な繊細さんなんですね。(でも放置しちゃうんだけど)
目の前に髪の毛落ちていたら人の話が入ってこないぐらい気になるタイプです。なので、環境が整っていることがこんなに精神的にプラスに働くのかを実感できてびっくりしています。
ものがなくなる=色々なものが見えるようになる=把握できるようになる
というプロセス、本当に気持ちがいい。
そして、モノに支配されている自分から、モノは自分のために働いてくれるもの、と思えるようになった意識改革が一番大きかったです。
自己肯定感がアップしました!作業場を変えて、いつもの2倍働けるかも。
マジでありがとうございました。
ご感想、ありがとうございました!
フリーランスとして働く女性が増えた今、すべてを一人で抱え込むのは大変です。
特にご自宅は日常の生活の場でもあるため、仕事のモノだけでなく、プライベートのモノや空間を整えることが仕事の効率化に繋がる場合も多いんです。
ですが、仕事場がご自宅の場合は、仕事のスタッフに助けてもらうわけにもいかず、家族はむしろあてにならないなど、孤独で大変に感じてしまいますよね。特に苦手なことは時間もストレスもかかるもの。
業務の一部を外注するように、仕事の環境整備は私たちに任せいただき、本業に時間やエネルギーを使えるよう応援したいんです。女性が快適に働ける環境をつくり、その方の人生そのものを応援することが私たちのやりがいです。
事例紹介にご協力いただいたシカマキさんのホームページはコチラ

結婚後はじめて多摩に住み、あまりの暮らしやすさに「たま愛」が育つ。インテリア好き・片づけ苦手。出しっ放し、開けっ放しのざっくりタイプでもできる簡単収納を推奨。「大丈夫~!」が口癖。片づけが苦手なお客様でも楽しくなる、とにかく明るいサポートが得意。