エアコン効率を上げて、温暖化防止に貢献!

住まう人に合わせた家づくり

今年の夏、涼を求めて信州へ行ってきました。

信州は、夏の暑さが大の苦手な私にとって涼しさがとっても魅力的な地域。
確かに東京と比べて、気温は数℃低かったのですが、それでも昼間は汗だくになるほど暑く、私がイメージしている信州ではなくなっていました(涙)ちょっと肌寒いこともあろうかと思い、薄手の上着を持っていきましたが一度も出番がなく。

確実に温暖化が進んでいることを実感しました。

東京の自宅へ帰宅すると、あまりの暑さに耐えきれず即座にエアコンをオン!
「あぁ、これって温暖化に加担しているよなぁ」と何となく嫌な気分になって…でも、変に我慢して熱中症になったら、それこそ大変!

この温暖化を、何とか止められる方法はないのでしょうか?

エアコン使用を抑えるには、家の断熱性を高めるのが効果的

私の住むマンションは築15年以上。販売価格を抑えるためか(笑)、設備機器類の性能ランクは最低ライン。
窓は二重でもなくペアガラスにもなっていません。冬は結露し、夏は熱をモロに感じます。

そこで今まさに、断熱性アップのために二重窓にすることを検討中です。

戸建とは違って、マンションのリフォーム・リノベーションは「専有部」と呼ばれる箇所のみ、変更や工事が可能です。でも、窓は専有部ではなく「共用部」にあたるため、自由に工事ができません。

そのため、窓のガラス自体が二重構造のペアガラスに変更することはできず、今ある窓の内側に、もうひとつ窓を設置する方法で断熱性を高めます。

これは1箇所10万円ほどの工事になるので家中の窓となるとかなりの額になりますが、今だと補助金制度が適応される場合もあるのでチャンスかもしれません。

もっと安価な方法だと、窓ガラスに貼る遮熱シート。

遮熱シートは、日差しからの熱を遮り光熱費削減と省エネ効果があるといわれています。
実際にシートを貼ったお客さまから、エアコンの効きが良くなり、光熱費が抑えられたというお話を伺いました。大がかりな工事はしたくないけど、今より断熱性は上げたいという場合はシートを貼るのもいいですね。

ただ、正しく施工しないと効果が得られなかったり、冬は結露しやすくカビが発生する恐れもあるのでご注意を。

古後 静

古後 静

北欧ライフスタイル好きの収納空間プランナーです。住宅建築業界を経た後、整理収納サービス提供12年超え。【整理収納】×【住宅設計】両視点から考える収納設計のTipsをご紹介します。丁寧な暮らしに憧れるのに「面倒くさい」が口癖の元リケジョ。ラクするための家事効率アップの仕組み作りが得意な反面、『日々の暮らし』を楽しむことにも挑戦中。

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