「片づけ」が「癒し」になる!それは○○を出せるから

笑顔を増やす暮らしの最適化

スタッフ 川鍋です。

 

「えっ!それでいーんですか?」

片づけ収納サポートの際によくお客様から言われる言葉です。この言葉を聞けたらしめしめ(笑)
なぜなら、これはお客様の本音だから。

家事には正解がないのに自分を評価するワケ

片づけ・収納は、家事と切っても切り離せない関係にあります。
クローゼットの片づけには洗濯動線も関わり、キッチンの片づけとなると調理中の動き方や、必要なツール類を見直すことになるからです。

片づけに取り組むと必然的に家事に向き合うことになるわけですが、家事にはこれといって正解はありません

たいてい実家のお母さんのやり方とか、たまにはご主人のご実家のルールも意識されていたり、またはあこがれのカリスマ主婦さんの素敵な暮らしのやり方などが、いつの間にか自分の基準になっていることもあります。

特に「これが正解」というのがないだけに、なんとなく母親やあこがれの誰かのやり方を「正解」としてしまうと、自分がそうできない時に「ダメだ」と感じてしまうんですよね。でも、ダメなことなんてないと思いませんか?

自分の「ねば」を自覚するだけでラクになる

先日、お客様とキッチンの揚げ物用鍋の収納についての話になった時も

「息子のお弁当に揚げ物くらい入れてあげないとダメですよね」とおっしゃったので
「いや、私は朝は揚げません!とにかく焼くか、チンします!それでいいと決めてます!(笑)」と言い切ったら

「それでいーんですね~。働いてた母が揚げてたからそれくらいやらなくちゃと思っていました。周りのお母さんたちも朝から揚げ物が大変って言ってたから、みんなやってるのかと思って。でも仕事に行く前にキツイなあと思っていて。。。」と。

いやいやいや~!揚げなくても無事に子どもは成長してます(笑)
家事に「べき」はありません

ということで、お客様の揚げ物鍋は2軍スペースに収めることで落ち着きました。

 

家の中のことって誰かがルールを決めたわけでもなく、自分が勝手に基準を決めているだけ。そして「できなきゃダメ」というのも、自分がレッテルをつけただけです。

しかも
やってあげたいからやる

やらないとダメ母になるからやる
ではストレス度合いも大違いなんです。
人は「ねば」でいっぱいになるとやる気もなくなるし、楽しめなくなるんですよね。

でも、それに気づけたらもう大丈夫。〇〇と思い込んでいたけど、本当にそうなの?と自分の本音と相談して、自分で決めてあげてください!

自分のモノこそ本音で

私たちは社会で生きていると、ルールを守る必要性もあります。本音を貫いて生きていくのは素敵だけど、集団生活の中ではそうはいかない時もあるんです。

でも、家の中の自分のモノに対しては、自分の本音全開でいいと思いませんか?社会ルールのように、他人に迷惑を掛けることもないはず。
自分の本音に向かい合っていかないと、モヤモヤが増えてしまいます。

モノが多くても、自分の本音が必要!
本音で好き!と思うモノに囲まれている人は幸せそうだし、本音で必要と感じてないモノが多いとストレスに感じてしまうんですよね。

片づけのスタートは、とにかくモノを見直すこと。自分の本音で「必要?大事?どうして?」そんな風に問いかけてみてください。

古びていても、流行りじゃなくても「私には必要」と思えたらそれで良し。新品でも、いただきモノでも「私に必要ない」が本音ならそれでいいんです!
本音って出せるとすごく気持ちもラクになりますよ(^^♪

 

子どもが描いてくれた絵。ヨロヨロだけど大事なモノ。(トップ画像)
自分の本音は自分にしか分からないから、大切に。そしてストレスのない空間をつくってくださいね♪

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