先日、インテリアコーディネーターの勉強会でリンテックサインシステムのショールーム見学に行ってきました。
こちらのショールームでは、デジタルプリント壁紙やガラス装飾フィルムなどの商材とその製造機械(プリンター)を見ることができ、社長さん直々に案内していただきました。
こちらは1mmまでの凹凸を表現できるプリンター。今現在日本に2台しかないのだとか。
プリントするシートの選択と、凹凸のつけ方(どこをどのくらい突出させるか)によって見え方が無限大に変えられます。
このプリンターで印刷すると、こんな壁紙ができあがります!
こんなタイルのような表現も面白いですよね。
こちらはPANTONEカラーを98%忠実に表現できるプリンター。色の違いにこだわる場合はオススメです。
こちらはUVライトをあてると絵が浮き出ます。このデザインも、自分好みの物を自由に選んでプリントできるので、使い方は無限大!
これら商材の何がすごいかというと、既製品ではなく全てオリジナルの壁紙やガラスフィルムで、オリジナルの内装装飾ができるということ。
今までも商業施設では見かけることがあったかもしれませんが、個人住宅でも既製品と同じような感覚で実現することができるんです。
また、職人さん泣かせの紙の輸入壁紙。デザインだけを取り入れたい場合は、同じような柄をプリントすれば、施工面も問題なしです。
見せていただいて面白かったのは、床の間正面に庭園画像の壁紙を使った施工例。通常の床の間ではあり得ないほどの広がりを感じさせる空間になっていました。
壁全面に自分好みのデザインを施せる壁紙。
今の時代、あって当たり前のような商品だけど、まだまだ個人邸には普及していません。
内装にはこだわりたい!という方は、既製の壁紙ではなく、デジタルプリント壁紙を使って世界唯一のオリジナルデザイン空間を実現してみてください。
奇抜なデザインの壁紙に張り替えるのはなかなか勇気が出ないけどちょっとやってみたいの。という方は、小さなスペースで冒険してみると楽しいですよ。例えばトイレとか・・・。