スタッフ 川鍋です。
モノの収納スペースが足りないから棚を買い足した!という経験、ありませんか?
かくいう私もかつてはまさにそのタイプ。
インテリア好きということもあり、手ごろに買い物できる大好きなIKEA立川に通っては喜んで棚を買い足していました。
でも、結局その考えだと、モノもお金も無駄になりやすいと実感することに・・・
実は、この自粛期間中、4人家族の我が家では全員分のデスクが必要となりましたが、手持ちのデスクでは足りず困ったことに。
今回は、過去の経験を生かしてどう解決したかをご紹介します。
つい買い足したくなる気持ちも、ステイ!
かつての我が家には、前の家から何となく持ち込んだスチールラック、棚など、大型の収納家具がありました。
置こうと思えば置けるラック。
でもラックを置くことが目的となってしまい、肝心のモノの収納には適していなかったり、本来の収納を活かせずにいたことがありました。
例えば、クローゼットの中に背の高いスチールラックを押し込んで、ハンガーバーに洋服を掛けられなかったとか。
空間をうまく活用できなかったんです。
そして「はみ出したモノはスペースが足りないから収納を増やせばいいよね」とあまり考えず、さらに新しくラックを買い足していました。
でも、片づけを学んで今あるモノをしっかり見直し、適した収納にすることで、グッズは増やさずに済む、むしろラックを買い足すことは無駄だったという経験したのです。
結局、買い足したラックは手放したモノの一つに。
そんな経験を生かし、まずは今あるモノを見直して、収納を買い足す前にできることを試すようにしています。
今あるモノ・スペースを活用
我が家は4人家族。子供が2人いますが、それぞれに子供部屋もデスクもあるという恵まれた環境。
しかし、大人のデスクはありません。
私は日頃からダイニングテーブルで仕事をしているので、足りないのは夫のスペース。
夫=稼ぎ頭
ゆえ、スペースは優先しよう!と、まだ小学生の娘の個室を夫に提供することに。
困ったのは小学6年生の娘のスペース。
毎日、学校の課題をします。そして、たまに友達とのオンライン遊びをする程度なので、個室ではなく、私と一緒にダイニングテーブルを使うことを提案。しかし、どうやら私の存在がうるさくて集中出来ないとのクレーム。
存在がうるさいってどーゆーこと!?とも思いましたが、思い当たる節もあるし(笑)、私もZOOMで仕事することもあるので、他の手を考えることにしました。
他の可能性としては、夫が布団を敷いて寝ている和室。テーブルもデスクもありません。
テーブルを買えばいいだけですが、短期的なことのために買い足すのはもったいないし、何より過去の苦い経験から「よく考えて!本当に必要な時!」と学んでいたので、買わずに考てみました。
誰かのアイデアをヒントに
和室といえば押し入れ。我が家は押入れのスペースに余裕があるので、ここを活用してみることに。
仕事柄、いや、単純に好きだから!(笑)、日頃からいろいろな収納や空間の使い方を研究していて、押入れを活用した事例はよく目にしていました。
しかも、同時期に自宅のワークスペースづくりをサポートしていたお客様宅で、押入れが使えそう!という話が進んでいたので、我が家でもできるのでは?と思ったことがヒントになりました。
スペース活用アイデアは、自分の頭だけでは思いつかないことも。そんな時は、外からヒントをもらうのも有効です! 私はRoomClipというサイトを知り合いのインテリアコーディネーターさんから教えてもらって以来、気に入って使っています。
ただし、何でも自分に合うと思い込まず、自分にはどうかな?と考えるのがポイントです♪
娘には「ドラえもんみたいに押入れを部屋にするのはどう?」とプレゼン。
『ドラえもん』という最強キーワードに食いついたのか、目をキラキラさせて「やる!」と即決。
というわけで、速攻セッティング!でこんな感じ~♪
天袋や下段のアウトドアグッズなど、リアルな生活丸見えですが、現実はこんなもんです。(笑)
少し暗めですが、日中しか使わないので、補助的に小さな照明を設置。今回は短期間の模様替えなので、細かいことは気にしなくてOK。
そう、何事も目的が大切♪
娘は自分のスペースができたと喜び、学校から出された時間割通り、朝8時過ぎるといそいそと押入れに向かいます。よかった、よかった♪
ドラえもんをみて育った高校生の息子は「オレ、そこがいいな」と羨ましそうに見ていました。
以前の私なら「安いデスク買っちゃおう!」と勢い購入していたかもしれません。でも色々経験したことで、しっかり考えるようになり、無駄買いが減り、泣く泣く粗大ゴミに出すことも少なくなりました。今でもゼロではありませんが(笑)
スペースが足りない時、収納グッズや家具などを買い足す前に、今あるモノやスペースをフルに活用することをオススメします!
そして・・・今回、ちらっと登場したお客様宅の押入れワークスペース。近々ご紹介できるかも?
お楽しみに♪

結婚後はじめて多摩に住み、あまりの暮らしやすさに「たま愛」が育つ。インテリア好き・片づけ苦手。出しっ放し、開けっ放しのざっくりタイプでもできる簡単収納を推奨。「大丈夫~!」が口癖。片づけが苦手なお客様でも楽しくなる、とにかく明るいサポートが得意。