忙しい毎日でも、時間を確保して自身の「おへそ」を知る

笑顔を増やす暮らしの最適化

先日、ワークショップスペースpongee主催 一田憲子さんのZoomトークイベント『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』発売記念に参加しました。

 

恐らく通常のトークイベントであれば、壇上に座ったまま、ファシリテーターとのやり取りで進んでいくと思うのですが、今回は全員がオンライン。
主役の一田さんもご自宅からリモート出演だったので、著書に書かれていることをさらに詳しく、モノであれば実物を、行動であれば実際に動いて見せてくださって、まるで「一田邸へ訪問」的な、オンラインならではのめちゃくちゃ楽しいイベントでした。

家中、スマホカメラを持って行ったり来たりしながらリポートしてくださった一田さんは、とってもお疲れになったと思います(笑)

「おへそ」知ってますか?

この著書には一田さんの「おへそ」について、みっちり書かれています。一田さんが「おへそ」と表現するのは、その人だけがもつ習慣のこと。

こうして書籍などで表現しない限り、身近な人の「おへそ」すら、なかなか知る機会ってないんじゃないかなぁ。

仮に、習慣にしていることを知っていたとしても、その理由まで理解していることは稀。そして自分自身の「おへそ」も、日頃あまり深く考えることはないと思います。

考える時間を確保する

ライフオーガナイズでは、一旦立ち止まって「空間や暮らし、人生を俯瞰する」と言いますが、まさにこれ。今回、世界全体が自粛生活を余儀なくされる中、ご自身を俯瞰しながらこれからについていろいろ思うことがあった方は多いのではないでしょうか?

確かに、私もいろいろ考えさせられる期間にはなりました。
とは言うものの、家族全員が四六時中自宅に居るって、むしろ今まで以上に慌ただしい生活で、考える時間を取るのは至難の技。

一般的に乳幼児を育てている時期って「時間を作ろう!」というつよぉい意思を持たない限り、細切れ時間しか取れませんよね。子どもが3、4歳くらいになるとずいぶんラクになってきますが、意識的に確保しないと自然に流れていってしまう「時間」。

私の場合、自分たち家族の生活リズムを観察しながら試行錯誤した結果、朝ちょっと早起きして子どもが起きてくるまでの時間を、仕事ではない「自分の好きなことをする時間」にしています。

一田さんの著書を読んだのもこの時間。考えながらじっくり読みました。

自身の「おへそ」を知る

一田さんの「おへそ」をはじめ、書籍や雑誌などでいろいろな方の「おへそ」を知るたびに「へぇ、ほぉ」「すごいなぁ、真似してみたいなぁ」とはなるのですが、心のどこかに冷静に分析している自分がいます。私だったら・・・と置き換えて考えられているような気がするんです。

でも、これが収納やインテリアなど、住空間をビジュアルだけで見てしまうと、途端に「あぁ、こうすればいいのね!」と安易に真似してしまいがち。

いやいや待って、それはその人の「おへそ」が反映された結晶。他人の「おへそ」に合うものが、自分に合うとは限りません。
あなたの「おへそ」はどうなのか? 毎日忙しいけれど時間をとって、まずは自分自身を知ることからはじめてみませんか?

 


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古後 静

古後 静

北欧ライフスタイル好きの収納空間プランナーです。住宅建築業界を経た後、整理収納サービス提供12年超え。【整理収納】×【住宅設計】両視点から考える収納設計のTipsをご紹介します。丁寧な暮らしに憧れるのに「面倒くさい」が口癖の元リケジョ。ラクするための家事効率アップの仕組み作りが得意な反面、『日々の暮らし』を楽しむことにも挑戦中。

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