スタッフ 川鍋です。
先日、BALLmagazine創刊企画としてひっそり(?)開かれたパネル展。
会場となったのは地元の方に大人気、bookcafe『マルベリーフィールド』さんのギャラリー。連休開催の1日だけ「片付け相談コーナー」を担当させていただきました。
カフェの地下にある小さなギャラリーは、漆喰の壁の素敵な空間で、その一角の可愛らしいシマシマの屋台風のテーブルが相談コーナー。
お客様にはご自宅の写真や、図面を持参していただき、お部屋の様子を伺いながらアドバイスしました。
参加者のAさんは本が大好き。本が多くて収納スペースが足りない、とお困りでした。
スペースが足りない場合は「減らすしかない」と思われる方も多いですが、本当に必要で減らせないなら、自宅外部にスペースを作ってもいいと思っている私。
レンタル倉庫もしかり、今や管理も配送もラクなサマリーポケットなどのサービスもあります。
Aさんは、こんなサービスもいいねと言われたのですが、その後少し悲しそうにポロッと本音が
「本当は部屋の壁面一杯、本棚にしたいけれど、同居している親からそんなに本があってどうする、なんて言われちゃって…」
私は若干鼻息荒く
「無理やり親の価値観に合わせることないと思いますよ! 自分の部屋なんだし、好きにしちゃいたいですよね。本に囲まれた暮らし万歳!」と伝えたんです。
すると、Aさんの顔がパーっと明るくなり「そうですよね!」と嬉しそうだったのが印象的でした。
片付けって、モノを見ながら「使いたい・使いたくない」「好き・嫌い」と自分の気持ちに向き合う場面が多いのですが、時に自分の価値観ではなく、いつの間にか親や尊敬する人、身近な人からの一言に影響されていることも多いんです。
でも「○○に言われたから××がいいんだろうな」は「本当は自分がどうしたいのか」とは違うので、納得感もワクワク感も得られないんですよね。
「本当は私、こう思っているんだ」と気づくことができると片付けは一気に加速するし、作業も楽しくなるので「ホンネ」は大事!
モノの片付け=自分の価値観の再確認
自宅はパーソナルなスペース!他の人の価値観に振り回されず、好きに暮らせたら幸せですね(^^

結婚後はじめて多摩に住み、あまりの暮らしやすさに「たま愛」が育つ。インテリア好き・片づけ苦手。出しっ放し、開けっ放しのざっくりタイプでもできる簡単収納を推奨。「大丈夫~!」が口癖。片づけが苦手なお客様でも楽しくなる、とにかく明るいサポートが得意。