スタッフ 松野です。
いつも気になっているけど、何から手をつけたらよいのかわからない防災備蓄。
私自身、日々の生活で備蓄が後回しになり、いざ準備をしてみようとすると「一体何をいくつ揃えたらよいものか」と途方に暮れました。
実は、お正月が明けて冷蔵庫や食品庫に普段より多くの食材がある時期は、食料品の備蓄をはじめる絶好のチャンスなんです!今回は我が家で備蓄しているオススメ品とともに、具体例をご紹介します。
■水
調理用と生活用で、1人当たり1日3L必要と言われています。我が家では、(長期保存ではない)普通のミネラルウォーターを1~2年サイクルで見直しながら備蓄しています。
■主食
エネルギー源となるものを、手軽に取れるように準備しておくことがポイント。
精米、無洗米、パックご飯、餅、乾麺、即席麺、カップ麺、長期保存パンなどが挙げられます。
我が家はふるさと納税の返礼品の無洗米やパックご飯を活用しています。無洗米は水の使用を抑えることができるのでオススメ。
また、レトルトのお粥やホットケーキミックス粉も揃えています。
■主菜
たんぱく質を多く含み、食事のメインになるおかずです。
魚の缶詰、レトルト食品、フリーズドライソース類、乾物(鰹節・煮干し等)など
我が家では、普段からよく食べる鯖缶や丼・カレー・パスタソースなどのレトルト食品を保存しています。
■副菜
主食や主菜で不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維を意識して。
梅干し、日持ちする野菜類、冷凍野菜、野菜の缶詰、乾物(のり・ひじき、切り干し大根・わかめ等)、インスタント味噌汁、即席スープなど
野菜が苦手な子ども達が食べられるものや、好みの味のものをセレクトしています。トマト缶も手軽に調理に使うことができるのでオススメです。
■果物
ビタミンやミネラルを補うものです。日持ちする果物、冷凍果物、果物の缶詰、フルーツジュース、ドライフルーツがオススメ。
我が家はみかんの缶詰やバナナチップスなど、子ども達が果物とおやつを兼用できるようにしています。
■牛乳、乳製品
ロングライフ牛乳、スキムミルク、粉チーズなど。
普段から牛乳やヨーグルトのストックを切らさないようにすることも大切です。
■お菓子、嗜好品
いざという時でもこれがあればリラックスできることを意識して、チョコレート、おせんべい、飴、清涼飲料水などを備えておくのもオススメです。
清涼飲料水は、かさばらない粉末の物。お菓子は普段から食べているものを中心に。私はコーヒーが大好きなのでインスタントコーヒーも揃えています。
■調味料、その他
砂糖、塩、酢、醤油、ソース、味噌、食用油、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング、混ぜご飯の素、ふりかけ、バター、ジャム、はちみつなど。普段から「プラス1」のストックを意識しています。
我が家では、梅昆布茶や昆布茶も。調理にも、ほっと一息つくためにも使えるオススメ品です。
いかがですか?
自分や家族の好みの味を探しながら、普段から食べているものを備えておくと、災害時でも日常と同じものを食べることで、心の落ち着きを保つことができるんです。
『食料品の防災備蓄』新年のコト初めに、ぜひオススメします。

被災の経験から防災士となり、暮らしに安心を増やす防災備蓄アドバイスを行う。片づけを通して、モノだけでなく価値観をも身軽にした自分の経験をいかして活動中。熱血正義感でお客様やメンバーを励ましながら、プライベートでは3人の子育て真っ最中。ユーモアあふれる、子育てママの味方です。